公開日:2012.11.09
2011年5月までの40ヶ月間で観測した 57EeV 以上の宇宙線25例と、10EeV以上の988例の到来方向の異方性を調べました。 全体として、すべての方向から等しくやってきており、高いエネルギーで期待される宇宙の物質分布(銀河の大規模構造)による偏りは、見えていません。 10EeV以上の結果は、銀河磁場に大きなハロー成分がある可能性を示唆しています。 同じ方向から2例以上の宇宙線がやってくる cluster も観測されませんでした。 発表誌: Astrophysical Journal 757:26 (2012).
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