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宇宙線国際会議(リオデジャネイロ)で、TAの最新結果を発表しました。
公開日:2013.07.15
The 33rd International Cosmic Ray Conference (ICRC-2013、ブラジル・リオデジャネイロ) で、次のような観測結果を報告しました。<佐川のTA発表><常定の総合報告>
- 高いエネルギー領域(E>57EeV)で、宇宙線の到来数が急に少なくなる(5.7σ の効果。佐川発表 P14-15)。
- 14EeV 以上のエネルギーをもつ宇宙線は陽子らしい(QGSJET-2モンテカルロとよく一致。佐川発表 P20-21)。
- 57EeV 以上の宇宙線は、宇宙の全方向から均等に来ているのではなく、方向に偏りがある(3σ 程度の効果。佐川発表 P25-30)。
- ELSライナックの電子ビームを使って大気蛍光の発光数を測定した(佐川発表 P31-33)。
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