公開日:2018.12.25
テレスコープアレイ実験は 2018年5月に運転10周年を迎えました。
10年間の実験の成功を記念して12月19日に東京大学宇宙線研究所で記念行事が行われました。
記念シンポジウムでは、南半球で最高エネルギー宇宙線の観測を続けるピエールオージェ実験代表の Ralph Engel博士(ドイツ・カールスルーエ工科大学)や宇宙線起源の理論的研究で活躍する村瀬孔太博士(米国・ペンシルベニア州立大学)による講演があり、TA実験の意義、これまでのTA実験との協力、これから一層の期待が紹介されました。
記念式典では、主催者として、宇宙線研究所の梶田所長、東京大学の松木理事・副学長、大阪市立大学の櫻木理事兼副学長、ユタ大学の Charles Jui教授からの挨拶の後、TA実験を支えていただいた企業の皆様に感謝状が贈呈されました。最後には、参加者全員で記念撮影をしました。
記念祝賀会にも、これまでTA実験に関わってきた多くの方が出席し、これからのTAx4への期待が寄せられました。
宇宙線研究所Webページのトピックスと東京大学のWebページにもさらに詳しく掲載されています。
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